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大きくなった大きくなった! [りんごの生育状況]

リンゴはかなり成長してきました。

主力品種のフジも拳大くらいに成長!
収穫が楽しみです。

★★本日のフジ★★
804フジ.JPG

本日は、青森県で極早生の品種が市場でセリにかけられたとのニュースがありました。
私の所でも早生種はお盆には収穫が可能な品種があり、赤く色づき始めています。

今年も美味しいリンゴになりますように!

サンプル採取 [りんごの生育状況]

リンゴの生育ではありませんが・・・。
本県は、東電の原発事故の影響で農作物が少なからず放射能の影響を受けております。
我が家の栽培するリンゴも放射能検査の例外とはなりません。

本県内ではすでに3地域ほどのリンゴの放射能検査結果が出ております。
しかし、市町村が違うため、別途検査が必要です。

私のリンゴ園では、「さんさ」という品種がお盆から販売できるので、町で一番早い品種となります。
昨日県の方がサンプル採取にきました。
1キロが必要となるため、1.6キロほど採取。

今日、県の検査機関に送られ、明日放射能測定。
当日中に県で取りまとめ発表。
しかし、発表時間が遅いため、一番早い結果はあさっての新聞・・・・。

名前は出ませんが結果は新聞でわかりますのでドキドキです。
近所の桃はNDでした。
ただ、桃は皮をむいて測定。
リンゴは皮ごと測定と測定方法の違いがあります。
何とかND(検出下限以下)になって欲しいものです。
もっとも、県内の各産地の測定結果は暫定基準値が500のところ、10~25程度ですが。

牛肉の出荷停止に続き、稲わら汚染に伴う、米への不安による、検査体制の強化と、日に日に放射能の影響は農業に悪影響を与えます。
作業中は無心でやってますが、さすがに収穫時期が近づいてくるとドキドキします。

★★サンプリング★★
サンプル採取.JPG

お!いい感じだぞ! [りんごの生育状況]

リンゴが順調に育っています。

私のところで一番早い「さんさ」という品種は若干色づき始めているものもあります。
収穫まであと1か月かからないからもうボチボチってところですね。

★★さんさ★★
さんさ成長.JPG

北斗というかなり大玉になる品種は本当に大きくなってきました。
★★北斗★★
北斗.JPG

いよいよ、今年もリンゴのシーズンがやってきますよ!

夏季剪定で大変なので自家製梅酒 [りんごの生育状況]

暑い日が続きますね。
今日は雨が多い地域が多かったようですが、私のところでは朝30分ほど降ってあとはピーカン!

さてさて、摘果もほぼ終了ですので、摘果の取り残しなどをチェックしながら、夏季剪定をしています。
直立した枝などを剪定して間引きます。
枝は直立状態ですと花芽を持ちません。
また、直立しているので、影を作りやすく良いことがありません。
ただし、枝全体が弱い場合、強めの直立した枝も養分吸い上げのために残します。

合わせて、樹冠部の込み合った新しい枝も剪定して取り除きます。
樹冠部については、自分で摘果した樹は一度とっていますので、自分で摘果していない樹を中心に整理しています。

★★樹冠部作業中★★
樹冠部作業中.JPG

★★樹冠部作業後★★
樹冠部作業後.JPG

ちょっとわかりづらいですが、あっちこっちに向いた新しい枝を整理しています。
この枝残していても影を作ったり、風が抜けるのを妨げたりするのできれいにします。

7月中旬くらいまでが作業目安ですが、全体を回り終えるのは厳しそうな感じです。

★★今日のふじ★★
ふじが大きく.JPG
主力品種のふじも大きくなってきました。
樹勢の弱い樹は実の大きさがいまいち芳しくないです。
早々に追加で摘果をしてあげないと実が小さいままです。

はー、やることが目白押しで忙しい!
明日はまた防除。気温が上がりきる前に終了したいので、早く寝ます。
寝酒には自家製梅酒!
最高に美味しいです。

★★梅酒★★
梅酒.JPG
これは、たぶんブランデー(しかもカミユのXOだった気が・・・)で漬けたやつです。
これ以外にはホワイトリカー・ウォッカで漬けたやつも。
ブランデーで漬けた梅酒が一番上手いです!

またまた倒木! [りんごの生育状況]

おとといは用事がありまして東京へ行ってました。
時間はあるので、一番安い方法は一般道で車で往復!
帰り道は、なんとなく、え?東京こんなに暗かったっけ?
とびっくりするくらい夜を感じました。
減灯中なんですね。
でも、あのくらいがちょうどいいかもしれません。
夜が夜と認識できました。

さて、フラフラと東京へ行っていて昨日の朝リンゴ園を見回ったら1本倒木・・・・。
え!どんな罰だ!

嘆いてもしょうがないのでさっさと立て直します。
根が全方向切断されていると今日には葉っぱがアッという間に枯れるのですぐわかります。
今日も葉っぱがきちんとしていましたので全方向の根が切断されなかったようで一安心です。

★★倒木だ!★★
倒木.JPG
うわ!こりゃ大変だ!

★★根本も少し掘ります★★
掘りました.JPG
起こした時に余裕があるように根本を少し掘ります。
手前の方は切断されてしまった根・・・。

★★支柱が食い込んでました★★
食い込んでる.JPG

★★支柱が食い込んだ跡★★
食い込み跡.JPG
丸くポールの通りに木が・・・。
こんなになりながらも枝は最初に伸びようとした方向へ伸びていきます。
植物の強さにびっくりです!しかし丸いな!

★★支柱を再度立てます★★
支柱立て直し.JPG

★★完了★★
立ち直り.JPG

上にも書きましたが、本日見回っても葉っぱが枯れていませんでしたので、今年はこのまま収穫できそうです。

20年を超えた木でしたので、重かった・・・。
20度くらい起こしてから先が大変。
手を入れてみても上手く上方へ持ち上げられず、そのまま何とか背中を入れました。
背中で少し上へ持ち上げ、やっと45度を超えました。
そこからは何とか手を入れて上へ力をかけられるようになったので一気に持ち上げました。
仮おさえのための竹を足で持ち上げ何とか作業を進めました。

一人でやるもんじゃないな・・・
量りが無いので何キロあるのやら・・・。
重かった・・・。

仕上げ摘果 [りんごの生育状況]

リンゴ園内の仕上げ摘果もいよいよ大詰めです。

さてさて、仕上げ摘果の一例を写真でご紹介。
まずは、中心果のみにする摘果を満開後1か月以内に完了させます。
この段階で明確に育ちの悪いものは摘果していますが、なかなかすべては取りきれません。
おおよそ葉っぱ50枚から60枚程度に1個の実が残るようにします。

その時のポイントとしては、実が成長したときにお互いにぶつからないようにする、他の枝で傷つきづらいものを残す、また、変形していたり、被害があるものを摘果して外すことを目指して作業します。

一例
★★この枝を仕上げます★★
仕上げ前.JPG

★★傷ついた実★★
変形果.JPG
何かが刺したような感じに凹んでます。
こういったものは摘果して除外します。
こうしていくことで、きちんとした実に養分が行きます。

★★仕上げ完了★★
仕上げ後.JPG
すっきりしました。
大きく立派で美味しい実になってください。


カミキリムシ被害! [りんごの生育状況]

昨年、カミキリムシに樹木内を食い荒らされたリンゴの樹から今年もカミキリムシの出す屑が出てました。
昨年、最後まで薬がなかなか効かず、苦労した箇所です。
効いてなかったのかな・・・悔しいです。
被害より上部の枝は全体的に弱っていたことと、もともとあと1~2年で計画伐採予定の樹だったため、昨日思い切って伐採しました。

★★被害部★★
カミキリ被害.JPG
ここまで来るとかなり酷いですね。

★★伐採中★★
伐採中.JPG

★★伐採後★★
伐採後.JPG
[もうやだ~(悲しい顔)]

★★被害箇所輪切り★★
被害部1.JPG

★★被害箇所断面★★
被害部2.JPG
うーん、こんなに空洞だらけだと栄養・水分ともに枝先までまわらないな・・・
伐採後、被害部分を輪切りにして被害状況も確認。
どのような感じで内部浸食するのかこの目で確かめました。

しかし酷かったな・・・今後もカミキリムシ退治は徹底し、被害を広げないように心がけます。[もうやだ~(悲しい顔)]

リンゴも順調 [りんごの生育状況]

引き続き仕上げ摘果作業の一日でした。
しかし、今日は暑かった!
雲も夏の様相で暑さ倍増でした。

「ふじ」より大きい「北斗」という品種のリンゴはかなり大きくなってきました。
★★北斗★★
北斗.jpg
日々成長が感じられるこの頃です。
ただ、適度に雨があって、その後乾燥する日々が極端に長く続かないことを祈る毎日です。
リンゴの品質は他の農産物もそうですが、天気に左右されます。
日本人と日本の作物には適度な四季が必要です。

今日はモグラの穴を見つけたのでパチリ!
リンゴ園内では実害は無いのでほっときます。
アスパラとかだと天敵です!
★★モグラの這い出した跡★★
モグラ.jpg
さすがにモグラそのものの写真は撮れません・・・。

二次摘果とリンゴ園地の草管理 [りんごの生育状況]

ここ数日、梅雨らしいはっきりしない天気が続きました。
昨日と一昨日は雨のためリンゴ園内の草管理(草刈り)を実施しました。
二日で半分です・・・。今後も雨と合わせて草をこまめに管理していかなきゃ!
もっと効率よく草刈りできる機械が欲しい!というのが正直な気持ちです。

★★草刈り中★★
草刈り.jpg

さてさて、草ばかり刈っていてもリンゴにはなりません。
先日一次摘果が完了しましたので、二次摘果と夏季剪定をしていきます。

★★お!成長が悪いな★★
二次摘果.jpg
この写真の左側のリンゴが右側と比べると制著うが著しく悪いです。
リンゴ1個の成長に必要な葉っぱの枚数が多ければ様子見でのこしますが、この枝全体ではちょっと葉っぱ枚数が少ないので左側の成長の悪い実を摘果してしまいます。

樹全体を見て、このような成長の悪い実や、葉っぱに対し実が多すぎる箇所を摘果しつつ、光の入り具合の邪魔になったりする不要な枝を剪定していきます。

7月上旬くらいまでに一通り完了させます。
それ以降は、変形した果実や、虫害を受けた果実を摘果していきます。
これ以外には、草刈りをこまめに実施し、ダニの発生を抑えます。
可能であればダニ剤を使わずにシーズンを終了したいものです。
特にダニは薬剤に対し抵抗力をつけるのが異常に早いため、なるべく発生させずにいきたい種類の害虫です。
もし冷夏の場合は、地熱を保つため、草がある程度必要になります。
その辺の加減が非常に難しいです。

◆◆ガッカリなこと◆◆
先日の台風の通過に伴い、まだまだ小さかった実が枝にこすれて擦り傷が多いです。
かなりガッカリですが、めげずにやっていきます!

夏季管理講習会 [りんごの生育状況]

本日は、共済組合主催の夏季管理講習会でした。
昨日一次摘果がほぼ完了していましたので、のんびりと行ってきました。

害虫の発生状況、各地域の生育状況のほか、作業手順は例年通り、今年一味違う話題は放射能のこと!
福島市では、4か所ほどで梅を採取し放射性物質の含有量調べた結果、3か所は基準内、1か所が基準超となり、結局福島市全域で梅は出荷停止となったそうです。
果樹の先生の自宅も福島市にあり、小梅を80キロほど収穫だけして、ビニール袋に詰め敷地内に保管したそうです。
いつ回収、廃棄等可能となるか全然見通しが立たないそうです。
出荷停止となった場合でも、来年の生産に影響するため収穫はしないといけません。
売れないものを収穫しなければならない・・・つらいだろうな。
そうならないことを願うばかりです。

しかも、果樹は野菜と違い、年一回の収穫のため、一度出荷停止になると同一地域の同一作物については今年は販売不可能となります。
こわいですね・・・・。
リンゴはどうなるんだろう・・・・。不安だらけです。

今日は簡易型の線量計を持参していた方がいたので、講習会に参加した各農家の園地を見て回りましたが、線量を見ていると場所によって数値が変動しますね。

私の町では町役場で空間放射線量が0.23μ㏜/h平均で推移しています。
私のリンゴ園では0.17~0.20の間の数値が計測されました。
ちなみにリンゴの移行係数は0.0010・・・。
よほどのことが起きない限り大丈夫そうだな・・・。

特にホットスポット的な所はなさそうで一安心です。

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