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ネット張り完了 [りんごの生育状況]

10月に入り、稲刈りも進むとイナゴ捕りの人が散見されるようになります。
今年も、イナゴ捕りの人が来ていました。
イナゴだけなら良いのですが・・・。
一番ひどかった年などは、近所の人に「ずいぶん収穫したね」と言われ、気がついたときには、かなりの量が無くなっていました。

作業もしなければいけないので、見回りにも限度があります。
勝手にリンゴが無くなることが明確になってから数年はピリピリしながら、見回りしたり、夜も変な時間にちょっとでも車が通ると反応したり、当時東京まで新幹線で通っていた私は、当然夜が遅いので、必ず車で畑を一回りしてから家に帰ったりしていました。
こんなんじゃ、体も精神ももたない!ってことで数年前からイナゴ捕りの時期~リンゴの収穫完了までリンゴ園の周囲をネットで囲んでいます。
意外と効果ありで助かります。
ネット張りに3日、外すのに1日、計4日の時間を要しますが、勝手に無くなるリンゴの量と、ピリピリしながら2か月ほど過ごすことが無くなったので365分の4を費やしてもなんとも思いません。
もっとも、勝手にリンゴが無くならないなら、そんなこともせず、4日間を有効に使えるのですが。

★★4日間の結果★★
森戸.JPG

八畝割.JPG

ネットとリンゴ.JPG
ネットのすぐ内側に赤く実ったリンゴが・・・。
何も策を講じないのも罪なのでしょうかね・・・・。

不思議なもので、ネットを張るとイナゴ捕りの人がいなくなります。
イナゴはいっぱいいるんですがね・・・。

今年は、イナゴ捕りの人を見かけた日からネット張りの作業を開始。
10時くらいにはイナゴ捕りの人がいなくなってました。
お昼を食べてからネット張り中のリンゴ畑の方へ行ってみると、イナゴ捕りの人は戻っていませんでした。
それからゆっくりとリンゴの店頭販売先へ納品に回ったり、折れてしまったリンゴの枝[もうやだ~(悲しい顔)]を支えたりして、午後3時くらいに再度作業をしに行くと、なんと!午前中にいたイナゴ捕りの人がまた来ていました。
作業を再開すると、イナゴ捕りの人は、間もなくいなくなりました。それ以降、同じ人がイナゴ捕りをしているのを見かけません・・・。

なぜイナゴ捕りの人がいるのがわかるかですが、近所の人でイナゴ捕りする人は最近は見かけません。
だんだん、イナゴを佃煮にする家も減っています。
みんな、車で来るんですよね・・・わざわざ遠くから。
なので、農道に車が止めてあるのですぐわかります。

以前、イナゴ捕りの人にどこから来たのか、なぜ来るのか聞いてみたことがあります。

===どこから===
距離は数十キロ先でした。

===なぜ?===
昔は自宅の近くでも捕れたが、イナゴがいなくなった。

地域は明かしませんが、ヘリコプターで航空防除をしていた地域です。
ちなみに、川を挟んだ対岸の集落も、ヘリコプターで航空防除をしていて、やはりイナゴなどはいないそうです。
航空防除は怖いです・・・・[がく~(落胆した顔)]

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