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鳥対策 [りんごの生育状況]

今回の台風15号の被害は、倒木7本、落果が少々とホッと一息です。
ただ、田んぼは一度水をかぶってしまいました。
近所でも床下浸水が数件発生するなど、ここ20年くらいでは最大の被害でした。
田んぼは台風の去った翌日にはほぼ水も引けたのでなんとかなるかな・・・?

昨日は倒木を一日がかりで起こして終了しました。一人ではできないので、お手伝いしてもらう人の休みを待っての作業なので台風後一日おいての作業でした。
そこで発見したものは、落果をカラスが食べている跡!
★★カラスが食べた跡★★
カラス食害.JPG

カラスは木の上では食べずに落ちているものを持ち帰るか、落ちているものを食べます。
落果リンゴがない場合は、リンゴの樹にとまりゆすって落とします。
これは完熟してくると、大量に被害にあってしまいますので、鳥よけの対策をします。

毎年違う対策を交互にやっています。慣れると全然意味がなくなってしまいます。

今年はこれ!
★★防鳥糸・・・はっ鳥君★★
防鳥糸.JPG

この糸を樹の高い位置で園内に張り巡らせます。

高い位置に張り巡らせるための秘密兵器がこれ!
★★釣り竿★★
釣り竿.JPG
海の投げ釣り用の4.25メーターの竿です。最近は釣りにも行っていないので、秋の農作業で活躍です[バッド(下向き矢印)]
砂浜で思いっきり遠投したいな・・・。

さてさて、釣りに行きたい気持ちはおさえて、竿に糸を通して準備完了です。
★★準備完了★★
準備完了.JPG

これら防鳥対策品は、冬の剪定で回収しますので、枝から外しやすくするため、直接結びつけません。
わっかを作って外しやすくしておきます。
★★ここからスタート★★
スタート.JPG

樹の高い位置に竿先を使ってぐるっとまわします。こうしていけば外し易いし、作業も楽に進みます。
★★ぐるっと★★
ぐるっと.JPG

隣の樹同士の枝が重ならないように剪定しているつもりですが、どうしても重なってしまう箇所があります。
こういったところも、釣り竿だとリンゴの枝を折らず、実も傷つけずに通って行くことができます。
釣り竿のしなりがちょうどこの作業にあっています。
同じことをしたい場合の注意としては、あくまで海用の投げ竿を使うということです。
私の使っているのは、諭吉さん2枚以上の品ですが、これは釣りをしていた時に買ったものだからで、実際には5千円も出せば農作業用としては十分なものが入手可能です。

★★枝が重なっている★★
重なり.JPG
★★難なく通過★★
通り抜け.JPG

500m巻1本では足りませんでした。
なので、継ぎ足しします。
★★電車結び★★
電車結び.JPG
これも釣りをしていて覚えた技です。
ビニールなので滑りやすいですが、こうするときっちり結ぶことができ、外れません。
これで鳥対策完了。

効果が薄い場合は、反射テープを巻きます。これも少し経つと効果が減るので、状況に合わせて追加していきます。


そうそう、防鳥糸を巻いている管が紙製になってました。昔はプラスチックだったのに・・・エコだな!紙だから腐るのでこのまま畑にと思ったら、残念!まき始めがセロテープで止めてありました。中途半端だな。
結局持ち帰ってゴミとして出して、燃やされてCO2排出・・・。
★★おっ!紙だ!★★
巻管.JPG
★★中途半端に残念★★
セロテープ.JPG
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haoren

家内が庭にリンゴの木を植えて3年目になり、今年はたくさんの実がなりました。4cmくらいになったころ、カラスと思われる被害が始まりました。
炎天下の孤軍奮闘、ネットをかけたりテグスを張りめぐらしたりして、これで大丈夫だとおもった今朝、またカラスに3個ほどやられていて、私の怒り爆発。
家内は他のことには全く妥協を知らない性格のくせして、家庭菜園の病害虫には全く無関心。農薬散布はいつも私がやっています。
案の定、リンゴのカラス被害を伝えてもどうでもいいという感じで、家内の無責任な態度に私の怒りも倍増。
それならもうリンゴの木を切り倒すと言ったら、大ゲンカが始まりました。
カラス対策は生半可な方法では防げないと感じました。
by haoren (2019-07-27 07:32) 

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